背筋力の全国平均値

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背筋力の全国平均値はいったいどのくらいなのでしょうか?

みなさんも気になるところではないでしょうか。

体力の全国平均値を調べるには、一般には文部科学省の「体力・運動能力調査」を調べる方法があります。

しかし「握力」「上体起こし」「長座体前屈」等の項目はあるのですが、背筋力の全国平均値はみあたりません。

【体力測定から背筋力の項目が消えた】のコーナーで紹介したように、平成10年頃から小中学校で背筋力測定をしなくなりました。

それで文部科学省のサイトからも背筋力の全国平均値が消えてしまったようです。ちょっと残念ですね。

では自分の背筋力のレベルを知る方法はないのでしょうか?

背筋力の年齢別の標準値や体重における背筋力標準値と比べてみることができます。

全国平均値というわけではありませんが、別コーナーで取り上げていますので参考にしてみてください。

背筋力の全国平均値は年々減少傾向にあります。例えば10歳児の男子では、過去10年間で全国平均値が5%も低下しているようです。

背筋力の低下は、人間にとって最も基本的な運動力の一つである「歩く」能力の低下を示唆しているといわれます。

人類は下等生物から進化してきたといわれていますが、ここにきて特定の能力が退化しているというのも奇妙なはなしですね。

背筋力だけでなく、握力や他の筋力も全国平均値が減少傾向にあります。

車やコンビニ等によって生活が便利になった反面、運動低下というマイナス面も出てきているのです。

全国の背筋力アップに関心のある皆さん、全国平均値を底上げするという壮大な目標の下トレーニングを頑張りましょう。

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